“中国青铜的时代”之三
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图10,迂甗(YU YAN),西周中期,重(W) 5.2kg、高(H) 40.6cm、口径(D) 27.6cm
甗三足の湯沸かしの上に、持ち手のついた甑(こしき)がのった穀物などを蒸すための器。甑下部のくびれたところ(湯沸かしの上部)に、すのこ状の板が付いている。
文様は、足のふくらんだところに、大きな牛角の饕餮文がほどこされる。甑の内壁に39字の銘文がある。その内容は、南方異民族討伐において軍功をあげたに対して、討伐軍指揮官から恩賞が与えられた、というものである。西周王朝は周辺異民族に対する支配を強化するため、しばしば外征をおこなったことが、『史記』などの文献に記されており、本器はその外征の内容を伝える重要な資料のひとつである。伝山東省黄県出土。
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图11,彔簋,西周中期,重(W) 4.65kg、高(H) 23.9cm、口径(D) 18.9cm
簋は、高台付の丸悚欠Y物を盛る器。持ち手が付くもの、高台の下に方形台座や短い足の付くもの、蓋の付くものなど様々な形をとる。本器はふたつの持ち手と蓋が付いている。持ち手は外側を向いた鳥があらわされている。文様は、中央の犧首をはさんで向かい合うように鳥文がほどこされている。全体に緑色のさびにおおわれているが、一部黄色味がかった青銅の地金が確認できる。
蓋の内側と器の内底に、同じ内容の銘文32字がある。この器の製作者である彔が、南方異民族討伐に際して、討伐軍指揮官より恩賞を賜ったことが記されている。
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图12,虎镈,西周中期,重(W) 14.1kg、高(H) 43.9cm
横断面が正楕円形で、下縁が一直線をなしている釣鐘。中央正面に薄肉彫りで怪獣の顔面が大きく表されているが、この文様を饕餮(とうてつ)文という。天の神を具象化したものであるとか、天の神の使いとかいわれるが、当時の青銅器文様の中で最も重要な文様であった。
側面と正面の4カ所に稜飾りがあるが、そのうち両側面の飾りは、2匹の透かし彫り風の虎が下を向いて並んでいる様を表している。
第三展示室 春秋戦国時代の青銅器
春秋戦国時代(前770年~前221年)は、周王朝の権威が衰退して、その家臣である諸侯が大きな力を持つようになります。次第に独立国家としての体裁を整えるようになり、国家間の争いが激しくなりました。それにともなって、青銅器も新しい独自のスタイルへと変化していきました。とくに、紀元前6世紀の春秋時代中頃には、様々な新技術が取り入れられ、これまでにない形の青銅器が出現します。蝋型を使用することによって複雑で自由な立体造形が可能となり、さらに表面の文様装飾に金銀玉象嵌が用いられ、豪華に装飾された器が出現しました。
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图13,蛙蛇文盘,春秋前期,重(W) 6.8kg、高(H) 14.9cm、口径(D) 37.2cm
盤は、手を清める際に水を受けるための器。浅い身に高い圏足が付き、胴部外壁に一対の薄い持ち手がついている。文様は、胴部外壁に羽渦文を並べる。器内面は、内底中央部に、薄肉彫りの蛙が手足を大きく広げて「大」字状に表現されている。そしてそのまわりを、非常に細い線で表現された蛇が、とぐろを巻くようにめぐる。蛇の頭は蛙の後ろ足付け根にあり、蛙を後ろから飲み込もうとしているかのようである。蛇の周囲には、直線が放射状にのびる珍しい文様と、鳥首文帯がめぐる。これら文様は、春秋時代の中原様式を大きく逸脱しており、おそらく南方の地方製作器と考えられる。
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图14,螭文口,春秋中期,重(W) 18.05kg、高(H) 35.7cm、口径(D) 21.8cm
肩が強く張り、胴が底に向かって直線的にすぼまる。丈より横幅が大きく、肩に一対の獣面飾を大きくあしらった持ち手がつく。圏足はなく、平底になっている。文様は肩から胴下部にかけて四段に分かれる。上段は細い胴をもった双頭の有舌螭文が複雑に絡み合い、その隙間に鳥文が配される。それ以外は、有舌螭文が連続して一周する文様帯がそれぞれ配されている。この螭文は、S字形になった胴の中心部に環状乳を持ち、両側に龍の頭が付いた双頭形を一単位として、それを連続させて文様を構成している。螭は、手足がなく蛇のように細長い胴体をした龍の一種である。西周時代後期頃から発達し、春秋戦国時代には複数の螭が複雑に絡み合う文様が流行した。
阿印于
2008-08-18 23:44:52 发表在分类:
宝贝箱子 中
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